手続きをオンライン化してもアナログは無くせない
オンライン申請に取り組もうとする際によく言われることがあります。
それは、「オンラインにしても今までの紙申請が無くならなければ2度手間になるのでは?」という懸念です。
申請する方の年齢層などにもよりますが、自治体が行う手続きではまだアナログ(紙・電話など)の手段を確保しておくケースがほとんどです。
では、本当に手間が増えるだけなんでしょうか?
オンラインなら集めるデータの精度が上がる
ほとんどの事務において、申請された情報は何らかの形でデータ入力することになります。
オンライン申請された分は既にデータ化されているため、入力する手間が省けるのはもちろんのこと、フォーム上の設定を工夫することで、入力漏れや入力誤りを劇的に減らすことが可能に!
これだけでもかなりの効率化になります。
アナログ申請は職員が代わりにデジタル登録
また、紙の申請や電話での申し込みを「職員が代わりにオンライン申請をする」ことで、データをデジタルで集約できるよう工夫している部署もあります。
1件ずつ手作業でエクセル入力することに比べれば大幅な効率化になり、ここまでくると「2度手間」なんて問題外、「なぜもっと早くデジタル化しなかったのか」ということになり、実際こうした声をオンライン申請に取り組んだ多くの部署でお聞きします。
行政手続きのオンライン化は「あたりまえ」の時代に
申請する方にとって、選択肢が増えるオンライン化はメリットしかありません。
また、オンライン申請ができるようになると、多くの手続きでオンラインを選択する方が過半数を超えます。
先日実施したプレミアム商品券(第4弾)の申し込みでは、前回に比べオンラインの比率が伸び、60%を超えました。
これだけニーズがあるのにオンライン化しない選択肢はありません。
挑戦したい部署には徹底した「伴走型支援」でサポートします!