税務課 落合
チャレンジした内容
税務課はお客様対応の多い職場であり、また事務作業の多い職場でもあります。
DXの目的は、「サービス向上」と「業務効率化」が大きな柱ですが、これはまさに税務部門の改革そのものだといえます。
もともと新しいものに興味があり、最近導入された新しいデジタルツールについても調べていたところ、自分の業務でもいろいろ活用できそうだと感じたため、課内の業務全般のデジタル化に挑戦しました。
作成したオンラインフォーム (サービス向上) | RPAを導入した業務 (業務効率化) |
【固定資産税】
【市民税】
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*RPAとはPCを使った定型的な作業や反復作業を自動化するツールです |
【オンライン申請】
オンライン申請(LoGoフォーム)では、申請者が最小の手間でこちらが必要な情報を入手できるように工夫しました。
オンライン化により、今まで紙の申請書でやりとりしていたころと比べ、業務完了までの日数や作業時間が大幅に短縮されました。
【RPA】
「納税通知書返戻分の入力」と「償却資産申告分の入力」に関しては、約1,300件の処理が自動化され、約30時間の削減効果が生まれました。
「土地・家屋の登記異動処理」については実証実験の段階ですが、処理件数が約2,500件と多いので、より多くの削減が達成できそうです。
チャレンジャーからの一言
一連のデジタル化により、職場の同僚からは「単純作業にかけていた時間が他のことに回せるようになった」「作業時間が短くなり効率化できた」という声をもらっています。
RPAでは、使い方を本を読んで覚えるのは楽しかったのですが、シナリオにエラーが出たときに解決策を考えるのに苦労しました。
シナリオ作成の仕方をより工夫し、単純作業だけでなく複数手順のオートメーション化ができるようにしたいです。
今後も様々なツールを使った「サービス向上」と「業務効率化」に挑戦するとともに、支所など出先機関での活用も拡大していきたいです。