文字入力を簡単にするQRコード
スマホにはたくさんの機能がありとても便利ですが、その裏ではインターネットに関する技術が使われています。
インターネット上には世界中の膨大な情報が掲載されており、その一つ一つを識別するための住所のようなものが決められています。この住所のことをURLといいます。
この住所(URL)がわかればインターネット上にある特定の情報を入手できるのですが、URLを一から入力するのは結構大変です。
この中津流DXのトップページのURLは「https://www.nakatsudx.com」です。これだけで25文字もありますが、たとえば「プレミアム商品券登録店舗マップ」のURLはなんと84文字も!
とても一文字ずつ入力する気にはなりませんよね?
そこで登場するのがQRコードに代表される二次元コードです。
このコードをスマホのカメラで読み込むだけで、膨大な文字入力を勝手にやってくれるのでとても便利。最近では「市報なかつ」の記事の中にも、健診や講演会の申し込みなどでQRコードがよく使われるようになりました。
QRコードの落とし穴
このように便利なQRコードにも注意してほしい点があります。
それは、「そのQRコードの発行元が信用できるか」ということです。
最近の事例では、正規のポスターやチラシ、自動販売機などの上に、勝手に「偽の」QRコードを張り付けるという手口や、メールに偽のQRコードの画像を添付して送りつけるといった手口が報告されています。
偽QRコードには詐欺サイトへのURLが仕込まれており、読み込んだ人から個人情報を引き出すというわけです。
こうした被害にあわないために、以下の点に留意してください。
QRコードを利用する際は、「市報なかつ」や「市公式ホームページ」など、信頼できる発行元であるかを確認
印刷されたQRコードの場合、シールなどで改ざんされていないか確認
QRコードをカメラで読み込む際、アプリによってはURLが表示される場合もあるので、見覚えのあるURLかどうか事前に確認することができます(下記画像参照)
デジタル技術は非常に便利ですが、残念ながらそれを悪用する人たちもいます。
デジタルが水や電気と同じように、わしたちの暮らしに欠かせないものになった今、使う側も賢く使っていくための知識を身に着けていく必要がありますね。
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