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手間を減らして、より良い介護を

耶馬溪支所 総務・住民課 穴田




チャレンジした内容


中津市では、高齢者が増加し、住民基本台帳データによると、

令和5年9月末時点で65歳以上の人数は25,457人と全体の約30%を占めており、今後も介護ニーズは上昇することが予想されています。

このように支援を必要とする人が増える一方で、支援を担う労働人口は減少傾向にあります。


このような状況を踏まえ、支援者の負担を少しでも減らすべく、高齢者向けの配食サービス申請のオンライン化に取り組みました。

オンライン化することで包括支援センターの職員は1度窓口に出向く手間が省け、申請から決定までの流れがスムーズになるため、利用者は迅速にサービスを利用できます。





今後、申請書と合わせて提出してもらう調査票もオンラインでの申請を可能にできれば、包括支援センターの職員は利用者の自宅で申請業務を完結させることができます。

現状、申請用のオンラインフォームを作成した段階なので、今後は実用化とサービスの周知を図っていきたいと考えています。


 

チャレンジャーからの一言


申請フォームの作成では、利用者の入力ミスや記入漏れを防げるような設定にしました。

申請のオンライン化は、市職員にとっても申請から決裁までの流れがスムーズになるためメリットがあります。

利用者・包括職員・市職員の三者にとってメリットのあるものだと思います。


介護分野とDXは、かけ離れているように思われがちですが、前述のような中津市の現状を踏まえると介護の分野でこそ負担軽減のためにDXが求められると感じました。

今回の取組みでは、介護分野のサービス申請の1つをオンライン化したまでに留まっていますが、今後は包括・ケアマネなど関係機関と連携しながら介護分野のDXを進めていければと思います。



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