上下水道部 総務経営課 山下
チャレンジした内容
現在、水道管や下水管が通っているか知りたいという問い合わせについては、庁舎内のモニターや紙媒体の地図で確認して回答しています。この対応に時間を要してしまうため、簡潔化できる方法があればと考えていました。
今年度のDX School でQGISを用いた地図データの加工法を知り、既存のシステムから抽出したshapeファイルを利用できるのではと思い、取り組みました。
チャレンジャーからの一言
水道管の膨大な情報をどのようにGoogleマップにアップするか苦労しました。
当初は管の詳細な情報もアップしようと検討したのですが、最終的に管の描写だけ抽出することにしました。
また、データ数の多い旧中津地区はレイヤーで分割するなど、ツールの利用可能な範囲で活用できるよう工夫しました。
職場で試験利用したところ、「管の口径や管種の情報がほしい」「寒波による大規模漏水の対応に使えるかも」といったフィードバックがありました。
また、事務職員でも簡単に管の状況が把握できるため、部署内での業務連携にも役立てることができそうだと感じています。
今後もマップに掲載する情報を充実させていくとともに、一般公開もできるよう検討していきます。
【12月5日追記】
水道管マップに布設年度・管種・口径の情報を表示するよう改良しました。
施設の維持管理に利用できるのではと期待しています。