消防本部 小林
チャレンジした内容
消火活動の際に必要となる消防水利(消火栓や防火水槽など)のデータは、消防の独自システム内に保存されており、指令システムと連携して使用しています。
この消防水利設備は、1年に1度すべての水利を使用可能か調査していますが、消火栓が約1050か所、防火水槽は約500か所と非常に数が多いため、確認作業も大変です。
今までは水利の位置を記した紙の地図を持参し、調査を行っていましたが、正確な場所がわかりにくく、また、型式など他データとの照合ができないなどの不都合があったため、スマホやタブレットで簡単に確認できるデジタルマップを作製することにしました。
チャレンジャーからの一言
デジタルマップは消防にはあまり関係ないと思っていましたが、アイデア次第で消防署でも様々な業務に使用できると再発見できました。
マップは水利調査の効率化はもちろん、車両AVM(ナビ)故障時のバックアップや非番週休時の地理水利の勉強(自習)など、アイデア次第で活用範囲も拡大していきそうです。